タイ工業省が推進するグリーン産業の表彰式
ステークホルダーと協働した
産業廃棄物の埋め立てゼロ活動
リクシルの海外子会社のTOSTEMタイでは、ステークホルダーと協働した産業廃棄物の再資源化を進めています。
タイでは一般的に産業廃棄物の多くが埋め立て処理されており、環境問題となっています。
そのため、タイ政府の協力を得ながら、汚泥のセメント原材料化などを促進し、埋立量を4年間で約9割削減しました。
地域の方々と一体となった植樹、ごみ拾いなどの活動が評価され、タイ工業省が推進するグリーン産業の表彰制度
「GREEN INDUSTRY※」レベル4を取得しています。
しかし一方で、タイでは毎年新たに施行される法令に対応しきれない企業が多く、
リサイクルを委託できる企業が少ないという問題に直面しました。2019年3月期には
リサイクル委託企業の監査を実施し、指導・支援を行うことで、取引できる体制を再構築し、
2019年3月から「産業廃棄物の埋立ゼロ」を実現しています。
これにより、タイ工業省より「3Rsアワード」や「埋立ゴミゼロアワード」を
受賞しました。今後は「2020年3月期埋め立てゼロ」、 「Green Industry
レベル5認証獲得」を目指して、 さらなる取り組みを進めていきます。
※タイ工業省が推進しているグリーン産業の表彰制度。
達成レベルを5段階に設定し、環境活動が各レベルに達した企業には、
そのレベルのグリーン産業マークが与えられる